コロナ終息までの見通しが立たない中、多くの法人・個人にとって”収入減”と”支出増”はなんとしても避けたいことだと思います。
しかしそんな中、全ての方が直面する”支出増”が5月から始まります。
電気代の値上がりです。
これはすべての電気使用者が対象となります。
つまりどこの電力会社と契約していても、値上がりします。
一体どういうことなのか、当記事でご紹介していきます。
電気代値上がりの理由
みなさん検針票などの電気代明細を見てみると「再エネ賦課金」という項目をご確認いただけると思います。
正式名称「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は、
国内の再生可能エネルギーによる発電を促進するために、電気を使用するすべての方が、使用している電気量に応じた金額を負担する、というものです。
太陽光発電(メガソーラーも家庭用も)をはじめ、風力発や水力、地熱やバイオマス発電などの再生可能エネルギー発電には「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)」というものがあり、買電(使用する電気)よりも売電(発電して売る電気)の方が高く設定されています。
これによって発電所オーナーは売電収益を得られるわけですが、この買電と売電の差額を誰が負担しているのか?
これが「再エネ賦課金」に当たるわけです。
再エネ賦課金単価が5月から値上がりへ
FIT制度の下で再エネ発電が増加し続ける限りは再エネ賦課金も上昇を続けることになります。
この再エネ賦課金単価は一年ごと(5月検針分から翌年4月検針分)に見直されており、
2020年5月からは1kWhあたり2.98円と決定されています。
昨年から0.03円/kWhの上昇です。
環境省からは2030年までは連続的に上昇を続けるとの推計も出されています。
会社を家庭を守る!電気代を削減するには?
上記のグラフにある通り、賦課金は値上がりの一途を辿っています。
値上がりを甘んじて受け入れるばかりでは、会社収支も家計も苦しくなるばかりです。
電気代を削減する方法は大きく2つあります。
1つは電気の電気の「使用量」を減らすこと。
そしてもう1つは電気の「単価」を減らすことです。
電気の使用量を減らす
使用量を減らすには電気利用者の節電知識と意識が重要になってきます。
例えばエアコンと比べてオイルヒーターは異常に電気を食うことをご存知ですか?
オイルヒーターをつけっぱなしにしていればひと月1万円くらい軽くアップしてしまいます。
照明をLEDに換えることも意外と大きい効果を発揮します。
低圧動力を使われている企業様は電子ブレーカーやピークアラート機器の導入を検討されたことはありますか?
これらの導入で基本料金や従量料金を大幅に削減できる場合もあります。
そして最後はやはり一人ひとりの節電意識がモノをいいます。
- 夏場・冬場それぞれにエアコン設定温度を1度調整する
- エアコンフィルターを定期的に掃除する
- 電気をこまめに消す
- 冷蔵庫の温度設定を見直す
- 冷蔵室の詰め込みすぎ、冷凍室のスカスカを避ける
- 冷蔵庫の開閉時間や回数を減らす
これらの取り組みで年間20,000円程の削減につながるとの報告も出ています。
電気の「単価」を減らす
今より安い電力会社に切り替えます。
2016年の小売電力完全自由化以降、電気を契約しているすべての方は、電力会社を自由に選ぶことができます。
戸建てでも、マンションでも、動力でも高圧でも、電力会社から直接請求がきている(電力会社と直接契約されている)方であれば、個人も法人もすべての方が対象です。
電気のご利用状況によりますが、年間で約1ヶ月分くらいは軽く削減できている実績も多数あります。
イイワットはご相談者様の電気代削減を本気で支援しています。
弊社は法人・個人を問わず、コスト削減をはじめ様々な優良サービス・商品をご紹介する情報商社です。
とりわけ電気代削減は弊社サービス中断トツ1位の実績数を誇ります。
弊社ではどこか一社の代理店というわけではなく、国内600を超える電力会社を日々研究しており、ご相談者様ごとにベストな電力会社をご紹介しているため、手間なく最良の電力会社・プランをご利用いただくことを可能としています。
また、電力会社のご紹介のみならず、LEDや電子ブレーカーなどのご相談も承っております。
ご質問やご相談は下記連絡先または、当ホームページのお問い合わせフォームをご利用くださいますようお願い申し上げます。
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